製造工程 manufacturing process

高度な技術が生かされた生産システム

最新鋭の設備と熟練の技術で、トップクラスの品質と生産力を実現します。

1. 原料→混合
原材料と顔料を配合し、加熱式大型ミキサーにより混練、熱可塑(熱を加える事でゲル化)状態にさせます。
この時ミキサーの回転制御を行うことで、多様な材質の可塑化を可能としています。
(大型ミキサー2系列、補助ミキサー1系列)
2. ウォーミング・ミキシングロール、ストレーナー
熱ゲル化した材料を保温、次工程加工に適した材料温度を保ちます。
また、この工程内でストレーナー(材料濾過機)を使用し微細な異物を排除、製品への異物混入を未然に防ぎます。
(各2系列)
3. カレンダーロール
工程2で濾過、保温された材料を4本の温調式大型ロールにて圧延、シート状にします。
弊社設備では熱媒介にオイルを使用する事で精密な加工温管理を行い、多様な材質の安定加工を可能としています。
(2系列)
4. 発泡炉
材料に発泡剤を配合、ガスバーナーで熱を加える事で膨みスポンジ状でクッション性を持ったシート作成が可能です。製品厚みに比例し増える材料量を抑えてコストダウン、また製品の軽量化にも繋がります。
その後巻き取り、カット品として仕上げます。(1系列)
5. ラミネート
上記の工程により生産されたシートを接着剤を使用せず熱溶着により貼り合わせ。
着色層、発泡層、印刷フィルム、基布等様々な組み合わせのシート作成を行います。
また同時にシート自体にエンボス加工が行えます。巻き取り、カット品として製品化いたします。(5系列)
6. 連続真空成型機
貼り合わせた巻き仕上げシートを連続で引き出し真空状態でプレス、3D形状のシートを作成します。
主に車輌用のマットとして使用されています。(1系列)
7. 各種試験設備
上記設備の生産品をチェックする品質管理体制。充実の試験、測定設備にて様々な分野の製品に対応致します。
生産可能寸法

設備紹介 equipment information

製造ライン全景
ハイクオリティーへの挑戦

長年蓄積してきた経験と最先端の技術。
大同化成は今後とも合理的な生産システム改革を押し進めてまいります。

機械設備

カレンダー 逆L型 28インチ …1台
カレンダー Z型 32インチ …1台
ラミネートライン …5台
発泡炉 …1台
連続真空成型機 …1台
プレス打抜機 …大型1台、小型1台

  • カレンダーミキシングロール
  • カレンダーシーティング
  • 発泡炉
  • ラミネートライン
  • 連続真空成型機
  • 大型油圧プレス機
  • テストロールライン
  • 自動配合制御室
  • 試験室
  • 倉庫全景
  • 倉庫内部
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